雪山登山 赤岳 2,899m 【赤岳山頂より下山】

cherry

2011年12月20日 12:00

第一話 【美濃戸口登山口~行者小屋】編は コチラ です。
第二話 【地蔵尾根~赤岳展望荘】編は コチラ です。
第三話 【感動の赤岳登頂!】編は コチラ です。



何とか無事に登頂できた一同。

山頂の状況はというと、相変わらず風も強く・・おまけにガスってるわ・・寒いわ・・で、残念ながら
景色を楽しむことはできませんでした。
しかしながら、正直今回の山行では山頂からの景色はどうでも良くなってましたね~・・
比べることではありませんが、そこには景色よりも素晴らしい「感動」というものがありました。

僕とゆかいさんは必死になって登り切り「努力すれば夢って叶うんだ」ってことを全身で表してくれた
隊長の姿にただただ心を打たれ、3人での登頂を素直に喜びました。

流石!俺らの隊長っすよ~!!!

フードとバラクラバでハッキリとした表情は窺えませんが、きっと達成感に満ち溢れた表情でここまで
かっていう位の満足顔だったと思います。


後は事故・怪我の無いよう、慎重に下っていくだけです。
って、これが一番難しいか。。。








帰りは文三郎尾根を選択します。
下り始めてから直ぐに膝裏側面部に激痛が走ります・・
隊長と一緒のとこかな?







うひょう~ ヤバイね~・・・



核心部も無事クリアー。

やっぱガスってますね~



中岳に阿弥陀岳。





分岐地点まできました。



ここからは所々に長~い階段かあります。



隊長と僕はなるべく膝に負担の掛からないようゆっくりゆっくりと同じペースで下っていきます。

振り向けば、



ん?少し天気も回復してきたようですね。


行者小屋に到着です。
ここで各自行動食を摂ったり、アイゼンを外します。

そうそう、凍結防止策のハイドレーションはどうなったか?ですよね。





はい、見事に凍ってます(笑)
コレ -10℃以下では使えませんね。。

でも、バックパックの保温ケースに入れたプラティパスバトルの方は凍ってませんでしたよ。



凍ったのはチューブの方だけでした。

ラッセル等を強いられる山行では、また話しは違ってくるのかもしれませんが、
今回のようにトレースのしっかりついた山行であればほとんど水は必要ないように
感じました。

1.5ℓの水を持ってきたんですが、ここで約1.3ℓの水を捨てます。

オーバーかもしれませんがアイゼンを外した足取りはウソの様に軽い!
帰りも北沢ルートを選択したので急激なアップダウンも少なく膝部の痛みは嘘のように無くなりました。





こんなお茶目なスノー落書きも ^^

堰堤広場当たりからは「未だ着かね~の~」とかグダグダ。。。(笑)
隊長からは恐るべしトレーニングメニューも発表されるし(笑)

16:30 無事美濃口登山口に到着です。







最後に隊長、ゆかいさんありがとうございました!!



【冬山装備検証編】につづく・・・


 【Jv隊長レポ】
 
 八ヶ岳 赤岳① 
 八ヶ岳 赤岳②
 八ヶ岳 赤岳③
 八ヶ岳 赤岳④

 【ゆかい隊員レポ】
 
 積雪期の赤岳に挑む。 第1話
 先行の地蔵尾根 第2話
 赤岳最終話 「赤壁の戦い 隊長の思い」 


 

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