～癒しを求めて～

「Team Oki Off」 ３座目に選んだ山は福島・新潟・山形にまたがる飯豊連峰。
東北のアルプスと異名をもつ飯豊連峰は、いつかは登ってみたいと思っていた憧れの山である。

　　　

端から端まで縦走したいところですが、今は体力的にも技術的にも無理・・・
ですが、Team Oki Off 技術顧問のミミ氏がなんと夏休みを利用して我々と一緒に登ってくれる！
っていうじゃないですか～ ｵｫｫ♪((*ﾟﾟ∀ﾟﾟ*))

顧問が立ててくれた計画は、初心者の我々にとって無理の掛からない川入り登山口から飯豊山
山頂を２泊３日で登るコースです。

日程的には８月２日～４日の３日間。ですが、この時期は何かと忙しくギリギリまで参加できるか？
と迷っておりました。

日程調整の難しさは皆同じ。

Jv隊長は

一期一会。
チャンスは一度きり。
最初が肝心。
一番最初に思ったことが本当の答え。
を信条にしている私としては、今回の誘いは「二度とない」位の思いでいます。

と、かなり早い時期での参加表明。


ゆかい隊員はというと

実は一人でも行く気満々なんですが(;^_^A アセアセ
なんせ　ほんとに　コレはチャンス！！！
途中、リタイヤしても挑戦したい！

これまた早い時期での参加表明。




「１泊２日なら何とか参加できるかも」と中途半端な気持ちでいると。。。

ゆかいさん経由でミミ顧問の熱い想いが届く。


チームとして飯豊山に登らせてあげたい。

「我々チームに取って飯豊山は登山の基本（ベース）になる山です
ココを登る事で　今後の登山が変わります。」

自分の監視下の元、万が一だけはあってはならない！！

言葉の裏には、１泊での参加予定だった初心者の僕を、なんと登山口まで一緒に
下り無事に送り届けてからまた皆の所まで戻るっていうじゃありませんか！？

待ちに待った８月２日（火）　

４：４５　顧問は深夜バスに揺られ、遠路遥遥米沢の地までやって来てくれました。





初対面のミミ顧問。
ビール５００ｍｌを１ケース（２４本）担ぐというからには、どんな大柄な山男が来るのだろう？
と勝手な想像をしていましたが、意外や意外？？
背丈もそんなに大きくなく、見るからの好青年です！
でも、シャツ越しにも伝わってくる厚い胸板は山ヤの匂いがぷんぷんしますよ。


近場のスーパーで行動食を買い込み、ビールの積み込みと食料の分配をしにゆかい研究所
に向かいます。



ゆかいさんがビールを冷凍庫で凍らせてくれていました。
その数、なんと３５０ｍｌが１８本！！　
顧問はマジ５００ｍℓを２４本担ぐ気だったらしい。。。が、家庭用冷蔵庫ではこの辺までが
限界です。
２泊の宴会用にと我々が飲む分まで担いでくれるという顧問とは裏腹に、私はというと持って
きた荷物が重いと泣き言・・。計ってはいませんでしたが、たぶん１６～１７ｋｇはあったと思う。
重量を減らすんだったらここでしか出来ないと思い、パッキングしてきた荷物を確認します。

【ここで減らした物や置いていった物】

①薄皮丸茄子漬けの液 → ナルゲンボトル１ℓサイズにたっぷり入れてきた液を切り、ジッパー
　　　　　　　　　　　　　　　　 タイプの袋に詰め変えました。（約５００ｇ減）

②救命用具 → ゆかいさんもパッキングしてるのでチームで一つあればいいとの判断。
　　　　　　　　　　（約７００ｇ減）
　　　　
③熊避けスプレー → コレは最後まで迷いましたが、結局置いていく事に。（約８００ｇ減）

④ビール３５０ｍｌ×３本 → ビーラーの僕としては少しでも自分の飲むものを担ごうという気持ちで
　　　　　　　　　　　　　　　　持ってきたのですが、心苦しくも顧問に御願いすることに・・（約１．１ｋｇ減）

隊長、ゆかいさんには「コレには何が入ってるんすかぁ～？？」と購入したばかりのウエストバック
をガサ入れ（笑）
行動食やメモ帳・デジカメ・地図等ですので流石にこれは置いていけないですね。

顧問が持ってきてくれたクーラーボックスとビール３５０ｍｌ×２１本が入ったクーラーボックスには
保冷用にと凍らせたプラティパス２ℓ等が追加されます。

それらをパッキングして　「ハイ　ポーズ♪」って１１５ℓのバックパックがパンパンだし。。。




推定３５ｋｇの重量を担ぐ顧問には大変申し訳ありませんが、ここで積み込んだ食料を見ても
約２ｋｇの重量減になりました <(_ _)>

福島の川入り登山口までは隊長自らが運転する車で向かいます。いつもスミマセン <(_ _)>


【pfoto by Jv隊長】

休日や連休などは登山者の車でいっぱいになるんでしょうね～



各自準備完了！



飲料水に「アミノダイレクト5500」を投入し、パワーアップ！


【pfoto by Jv隊長】

この日のためにフットサル等のトレーニングで筋力アップ！！
いよいよですね！ゆかいさん♪



３５kgを担ぐ顧問　「ギシッ ギシッ」と音が出そう・・　見てるほうが辛いっす・・

チョイ悪仕様（笑）のJv隊長が代表で登山届けを提出します。



７時５０分　　では出発！！

先頭はゆかいさん、次にミミ顧問、Jv隊長と続き、シンガリは自分が務めます。













動き始めのせいか、出だしが特に辛い。

８：４０　５０分登り、ようやく下十五里に到着です。



隊長はナノタオルにチェンジ！





ぷっ はぁ～・・　　キツイっすね～　すでに汗ダラダラ。。



顧問のプラティパス　「アレ？今のとデザインが違うんですね？」とパシャッ！
「こんなのも撮るんですか～？」　と顧問　（笑）

「固形はちみつ１００%」を補給です。



「担いでみます？」の顧問の投げ掛けに「喜んで！！」とゆかいさん（笑）






１１５ℓのバックパック　ゆかいさんのボディーサイズからするとピッタリなんですが（笑）

和やかなムードで１５分程度の休憩タイム。

８：５５　　下十五里出発


【photo by Jv隊長】

９：１３　　中十五里到着

１８分程度しか登っていませんが小まめに休憩を入れます。





「食べれる時食べてた方がいいいですよ～！」と行動食のパンを食べる顧問
本当にバテた時は何も食べれなくなるとの事。



ゆかいさんもガブリっ！



隊長は気合を入れ直します。

９：２５　　中十五里出発







　

１０：３０　　笹平到着です。





隊長汗ＭＡＸ！





冷凍マックを頬張る顧問。



僕は「食べる活力グミ」を食べます。満腹感無し（笑）

１０：４１　　笹平出発





１１：００　　横峰到着





赤いウェアにとってもお似合いの蝶々達。

１１：２０　　横峰出発


【photo by Jv隊長】

そうそう 何処のポイントは忘れましたが、登ってる途中に顧問からレクチャーを受けました。

顧問 「cherryさんが今日のチームリーダーだとします。ゆかいさんは元気一杯で今位のペースで
　　　 まだまだ行けそうですよね～」

cherry 「はい！」

顧問 「隊長は汗がダラダラで水を飲む量も多いしかなり辛そうですよね～」

cherry 「はい・・・」

顧問 「チームリーダーとしてどうしますか？」

cherry 「直ぐに休憩をとります！」

顧問 「休憩？ここまで休憩は結構とってますよね」

cherry 「ハイ・・・？？」

顧問 「こういう時はバテて動けなくなる前に早い段階で荷物を移してあげることが大切
　　　　なんですよ～」

cherry 「なるほど！」



経験豊富なミミ顧問。目の前で起きている問題解決策を、決して上から目線でなく丁寧に教えて
くれます。この様なことからもミミ顧問の温かい人柄というものが伝わりますね~



水場がもう少しです。

１１：４５　　水場到着





バックパックを置いて水補充です。僕もボトルに７００ｍ・プラティパスに１ℓの水を
補充です。

「水は補充できるところで目一杯しておいた方がいいですよ~」と手持ちのボトル全てに水を
補充するミミ顧問。剣ヶ峰を目の前に重量が増します・・

１１：５５　　水場出発



ん？　何何？？



顧問も何見てんすかぁ~？



剣ヶ峰から三国です！ここまで約４時間の道のり。辛いけど楽しいっすね~ ＾＾
三国小屋までもう少し！！






ん？　wishさん（笑）　お仕事ご苦労様です<(_ _)>

１２：３０　　剣ヶ峰手前で休憩



いよいよ最大の難関「剣が峰」手前まで到着しました。
滑落して亡くなった人までいるという危険ゾーン・・

では行きますか！