ザックをデポしたところまで戻ってきました。
用意していたおにぎりやドライフルーツで栄養を摂ります。
ザックを担ぐ前に、各自が昼食時に使おうと思っていた水を捨て、少しでも軽くします。
隊長は、こんなオトコノロマンまで担いできてましたよ Σ(゚Д゚ノ)ノ
こりゃ、重いはずです。。。
登山は登頂後の帰り道での事故が多いといいます。
心にゆとりを持って、一歩一歩確実に踏みしめていきます。
今回のベストショットがこれかな?
< 梵天岩から下る隊長と、ゆかい隊員 >
『梵天岩』を下り、最後の『かもしか展望台』までの心臓破りの登りが待ち受けます。
その後は、急勾配の下りルートと続きます。
体力が限界に近づいている我々にはあまりのも過酷なルートで、事故に繋がる予感がします。
『かもしか展望台』をトラバースしていくルートもあり、こちらは比較的アップダウンがなさそう
ですが、来た道を辿る方がいいのか?判断に迷います。
ここは体力のことを考慮し、トラバースしていく別ルートを選択しました。
幸いにも分かれ道のところで、登山慣れした年配者の方とお会いしました。
ご挨拶し、不安に思っている別ルートの安全性をお聞きしたところ、「問題無いよ!」とのことです。
安心してトラバースルートのトレースを辿ります。
ゲッ! Σ(゚ロ゚;) このルートかなりキツイですよ~・・・
ゆかいさん「もうチョイですよ!!」
なんとか第3リフトのところまで辿り着きました。
気になる時間は??
お~ なんと14時30分です!!
下りの所要時間は1時間30分。登りと比較し、47分も短縮できました!
ここまでくれば一安心です。
リフト係りのお兄さんに第一リフトのところまでの時間を聞いてみると「約1時間」とのこと。
なんとかなりそうですね♪
出発前に「ハイ チーズ♪」
ゆかい隊員がお尻をついて滑っていきます (笑)
後を追うように隊長も♪
おっ、ゆかい隊員が何かをセットしている模様?
スコップソリです。
ゆかいさんが「水戸黄門みたいっすね~」なんて言ってたなぁ~(笑)
左膝側面の痛みが限界に達してきました・・
僕が一番後ろを歩きます。
捻ったわけでもないのですが、いきなりのことで体もビックリしたのでしょう・・・
「やはり登山は甘くない」と身を持って感じた瞬間でした。
先程の年配者の方がスキーを滑って追いついてきました。
聞けば、地元山岳会の元会長さんでした。
ブーツのこと等、詳しく教えてっもらったり、暫し雑談。
「あんたら、何処の学生さん?」って聞かれたのはウケましたけど(笑)
15時37分 なんとか第一リフトの所まで到着です!
一時はどうなることかと思いましたが、ここまで来れば一安心です。
隊長がリフトから降りるのを見届けて、
15時44分に第一リフト
乗り場の所まで戻ってきました。
その後、16:00発のロープウェイに乗って麓まで戻ります。
ロープウェイの中でも先程の山岳会元会長さんから山スキーのこと等、レクチャーを受けます。
16時5分 ロープウェイ乗り場の所まで無事戻って来ることが出来、ホッと
しましたが、「山」、特に雪山の登山では何があるか分かりません・・
余裕のもったタイムスケジュールを組まなければ・・・と反省した瞬間でもありました・・・
車の中から、嫁に「無事に下山できたよ」と電話を入れます。
いつも僕の無茶を理解してくれてありがとう!
誹謗中傷から、発足した「置オフ山岳研究会」・・
発足から2ヶ月余りでの初登山。
初の登山が、「2,000m級の日本百名山」しかも、「雪山」です。
今考えれば、かなり「無謀」・・・
しかし、ここに辿りつくまでにミミ顧問・元国際山岳ガイドのF氏他、様々な方から
丁寧・親切にご教授いただきました。あらためて、深く感謝申し上げます。
そして、当日の天候にも恵まれ、Jv隊長・ゆかい隊員と励まし、そして支えあいながら登りました。
この様なことが登頂成功の要因かなと思っています。
一人では決して登りきることが出来なかった『西吾妻山』・・・
全てのことに感謝し、
「置オフ山岳研究会」最高~!!
< 西吾妻山 登山・第一リフトまでの下山ルートです >
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