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2011年01月27日

WM Puma GWS 実践検証

前夜祭も終え、子供をお風呂に入れて、日曜洋画劇場の「レッドクリフⅡ」を見てウトウトしていたのはナイショの話。


さ~ いよいよWM Puma GWS の実力を試すべく極寒の検証現場へ向かいます。


この日の姿は下着にアンダーウェアの上下のみ。。。




WM Puma GWS 実践検証

雪の直ぐ上には、 「MPIオールウエザーブランケット」を敷きました。

二つ折りにすれば寝床としてはほぼジャストサイズ。その状態でいけば、いくらかでも下からの冷気を遮断できたと思うのですが、寝返りや寝相の悪い僕。。。 普通に敷いてみました。

その上には、山に適しているかどうかは分からないが手持ちの「イスカコンフィマットレス180」
マット厚3.2cmを用意してみました。

WM Puma GWS 実践検証

ど~れ、そろそろ潜り込みましょうか。

慣れない手つきで、ジッパーがかまないように丁寧に引き上げていきます。

【購入時に悩んだこと】
右利きの自分には、左右どちらのジッパーが適しているか分からりませんでした。よって、頭の中でシミュレーション。。。
シュラフの中から利き手を回して内側からジッパーを上げると想定すれば、当然ながら左ジッパーが適しているはず。

ということで左ジッパーを購入しました。 がっ、

実際にやってみると、ジッパーを引き上げる途中までは、生地がかまないように内側から右手でドラフトチューブ部を内側に寄せながら、左手で外側からジッパーを引き上げます。この作業は個人的にですが、利き手で引き上げる方が合っているように思えました。まっ、慣れればいいだけですが。




首元は冷気が入らないようドラフトチューブを絞っていきます。
外部に触れる顔部も呼吸に支障ならない程度に最低限の露出だけにします。

身長175cmの自分。薄着だったということもありますが、180cm用のシュラフの中では体だけ寝返りを打てる余裕もあります。

準備が整い、暫くするとアルコールがきいているせいか、いつのまにか眠りについてしまいました zzz


どれ位の時間が経過したかは分かりませんが、3回程目が覚めました。


【1回目】 顔部の露出部を最低限にしたせいか、圧迫感がありすぎて息苦しく起きたものだと思います。

【2回目】 マットからシュラフがズレて、下からの冷気を感じてしまった事が原因だと思います。

【3回目】 顔面に冷気を強く感じ、起きてしまいました。(これは1回目に起きたとき絞りを緩めたことが原因だと思います。)



胸元から足元にかけての冷えと、背中部にも強烈な冷えは感じませんでした。
(マットからズレれば話しは別ですが)


朝、新聞配達の車の音で起きたのが5時頃

目を覚ますと目の前にタープが迫ってきてます!
昨夜からの降り積もった雪で下がってきたんですね~・・・


就寝時間が23時頃ですので、約6時間の実験となりました。

WM Puma GWS 実践検証


WM Puma GWS 実践検証


WM Puma GWS 実践検証


WM Puma GWS 実践検証


この日の外気温は-6℃

雪壁で風はあまり受けないようにはしましたが、無謀にもオープンタープでの実験です。

GWSの生地素材がシュラフカバー無しでの実験を可能にしてくれましたが、この素材だと寝汗等によるシュラフ内部の水蒸気や湿気を、完全に外部へ放出することが困難なようであります。結果、連泊等では徐々にロフトダウンしていき、本来の性能が発揮できない可能性もあるということです。

ゆかい隊員の連泊記事はこちらです。

快適な睡眠を求めるには、シュラフのスペックというものもポイントになってきますが、あまりにもハイスペックだと寝汗による湿気のことや、山での装備的に言えば重量や嵩張りも考慮していかなければなりません。しかしながら、重量や嵩張りばかりを優先してしまえば厚着等での就寝スタイルになってしまうと思います。スタイルというものは個人の自由ですから、どちらが正しいと言うものではないと思います。事実、「置オフ山岳研究会」の技術顧問をしていただいているミミ氏は、いくつものシュラフを所有しているとのこと。標高や想定さる山のコンディション、また、その時の装備などをトータル的に考え、ベストだと思われるシュラフを選んで持っていくとの事であります。

ですので、この実験がいくら過酷といっても、平地での検証であります。極冬期の標高3,000m級の山岳現場では、はたして意味のあるものなのか、それとも、まったくもって無意味なものなのかは分かりません。


『置オフ山岳研究会』 先ずは第一歩!


背伸びせず、実践にて少しずつレベルを上げていきたいと思います。




と、思っていましたが、昨日の隊長のこの記事

2,000m級で日本百名山の一つの雪中登頂をここに宣言致します。                           by Jv隊長





隊長ついてきますよ。。。







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雪壕泊【ばらとアウトドアの日々】at 2011年02月01日 12:00
この記事へのコメント
こんちはー^^

2000メートル!!!

オイラには未知の世界です・・・

マットは重要ですね

オイラ寝相が悪いので オートキャンプ用はXLのワイドを使ってます
冬山泊は・・・まだ想定してません^^;

置オフ山岳研究会
楽しみなんで頑張ってくださーい^^
Posted by simojisimoji at 2011年01月27日 12:12
オープンタープで実戦する方は初めてみました(笑)


過剰な実戦には気をつけて下さい。



今週末は私も実戦してきます。


課題はマットです(T_T)
Posted by yun★zu at 2011年01月27日 12:23
こんにちは~

オープンタープ寝でしたか!
検証記事お疲れ様です!
そのうち体調崩すんじゃないかと心配してます(笑)

2000m級はマジなんですね(汗)
Posted by ゆいパパ at 2011年01月27日 12:41
さすがに高級シュラフ…検証結果は、もちろん合格でしたね

顔面部の対策となると、ニット帽やバラクラバなどになるのでしょうか?

私は庭での実験が関の山ですわ
(えっ、実験もしてないだろ?…ですよね
Posted by せのきん at 2011年01月27日 12:57
検証お疲れ様です^^

コット無しのオープンタープ寝。。。 さすがプーマ。
僕のWMではコット・マット使わないと対抗出来ないですねσ(^◇^;)

山を目指すと言う目標のお陰か? 
新しいシェラフの基準が構築しつつありますね^^

問題は下からの冷気でしょうか・・・ 課題がいっぱいです
Posted by ゆかい at 2011年01月27日 13:29
simojiさん

こんにちはー

2000mど素人の我々にはもっと未知の世界です(笑)
事故の無いよう、情報収集と下準備はしっかりしてきたいと
思います。

先に隊長とゆかいさんが検証してくれていたので、ある程度は
認識しておりましたが、改めてマットの重要性が確認できました。

応援ありがとうございます! ^^
Posted by cherry at 2011年01月27日 13:41
yun★zu さん

こんにちはー

>オープンタープで実戦する方は初めてみました(笑)
pumaを信じてましたので・・
って、先に隊長とゆかいさんが検証してくれていたので、
安心して検証できました。
まっ、自宅前ですし(笑)

おっ、今週末出撃ですか~!
羨ましいですねー

今週末は最後の新年会・・ なかなか出撃できません(泣)
Posted by cherry at 2011年01月27日 13:47
ゆいパパさん

こんにちはー

えー オープンタープでの検証でした(笑)

ご心配いただきありがとうございます <(_ _)>
これで体調崩したらシャレなんないですからね~。。。

2000mですかぁ~
大マジですよ^^
Posted by cherry at 2011年01月27日 13:55
ご苦労様でした。

もろ、人の往来の在る玄関先での 奇人変人。。感服致します。
ちなみに、私は人目の付かない家の裏でございます。

Pumaの本領発揮ですね。。。
背中が寒く無いということは、マット合格でしょう。。

もしかして、
WM社の最上級ならマット無しも可能か?。。。

つい。。ヲトコの本気出したんですが 2000m。。

1800m級の蔵王にしとけば良かったか  (弱気)
Posted by WindyJvWindyJv at 2011年01月27日 13:59
せのきんさん

こんにちはー

今回のコンディションでの実践検証としては合格でしたね。

実際は「オープンタープで」なんて場面はそうは無いでしょうから。。。
実際はテントの中でと考えただけでもいくらか気が楽です。^^

あっ、考えてみればニット帽等、何も対策してませんでしたね~・・・

庭での実験と言っても嫁からの了解とるのが一苦労でした・・
Posted by cherry at 2011年01月27日 14:03
ゆかいさん

こんにちはー

実際はテント泊。あとはマット対策を万全にすれば
雪山はpumaのスペックで十分だと思います。

色々とありがとうございました <(_ _)>
Posted by cherry at 2011年01月27日 14:29
WindyJvさん

こんにちはー

ご近所さんも「あっ、またやってる~」みたいな、
違う意味での免疫ができてると思います(笑)

「puma」 次はテント泊での実践をしてみて、再度
検証してみたいと思います。

>1800m級の蔵王にしとけば良かったか  (弱気)
何言ってるんすか~ 隊長には夢も現場でも先頭切って
もらいますから(笑)
Posted by cherry at 2011年01月27日 14:39
わー 
タープで1晩....

私、分かりました、皆さんドMでしょー ( ´艸`)
Posted by tap at 2011年01月27日 19:22
こんばんは

検証おつかれさまでした。
かなり参考になりました。

私も先週、結露かな~と思って起きたんですよー
シェラフカバーが濡れていただけでなく
シェラフの外側も濡れていました。
濡れによる就寝にはなんら問題はなかったですが、
寝汗による湿気だったんでしょうかねー
もっと検証するべきでした。。。

あと下からの冷気をどう抑えるかもポイントだな~と思いました。
でもWMは何ら心配なさそうですねー

次回はじっくり検証してみようと思います。。。
Posted by HY at 2011年01月28日 00:58
こんちは

やはりマットは大切ですよね~。
後は顔周りですかね・・・対策は。
ヒルバーグ一枚ってのもULぽくって格好いい~
でも、その前に登山対策が・・・(笑)
Posted by ドレッドライオン at 2011年01月28日 10:11
tapさん

こんにちはー

アハハ ばれました~(笑)

こんなことやってんだから、どう考えてもドMですよね。。。
Posted by cherry at 2011年01月28日 10:43
HYさん

こんにちはー

シュラフの外側ってことは、シュラフカバーの内側ですもんね~・・

見たわけでないので何とも言えないところはありますが、内部からの湿気が結露したという可能性もありますよね~


下からの冷気はビンビンきます。
僕も今回の実践でマットの重要性は再認識しました。
Posted by cherry at 2011年01月28日 10:53
ドレッドライオンさん

こんにちはー

やっぱ自分で実践してみると見えないとこも
見えてきますね~

次はテント内での実験をしてみます。

3人でのパーティなので、宴会スペースも必要かと。
隊長からはヒルバーグのタープを持ってこいとの命を
受けておりますので(笑)

リアルにスノシュー等の登山対策中でした(笑)
Posted by cherry at 2011年01月28日 11:00
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