～癒しを求めて～

今までゴア素材だと思って着ていたソフトシェル。
よく見たらゴア素材じゃありませんでした。。。

今シーズンはレイヤニングの工夫等で何とかソフトシェルで乗り切ろうと思っていましたが、
アウター素材に透湿効果が備わってなければ内側に湿気が溜まりパリパリに凍りつくなんて事も・・

大げさかもしれませんが、それは時に命を危険な状態に晒すという事を意味します。

冬期登山ではラッセル等により３シーズンの登山より汗をかく場面があるそうです。
考え方の優先事項事項としては、先ずは汗をかかない様にすることが大事なのかもしれませんが、
無理な時は無理でしょう・・
適切な機能を果たす衣類を正しいレイヤニングで着用することにより、体から発する熱気や汗を
内側に戻さずにスムーズに外に排出することが肝要であります。
また標高の高い冬山では強風時に－２０℃強になるなんてことも・・合せて滑落時の摩擦抵抗
のことも想定し、過酷な環境にも耐えうるタフな素材の物を選択しなくてはなりません。


ということで冬期専用のオーバースペックなジャケットを購入しました。

< MAMMUT SNOWFIELD Jacket >

GORE－TEX Pro-Shell 2Layerを採用し、肩と背中の部分には優れた強度の補強材を使用
した冬用のアルパインｼﾞｬｹｯﾄです。温度調整のための大きなベンチレーションや着脱可能な
スノースカートが付いています。





　

【Pro Shell】
　厳しい環境や条件に対応するため、丈夫さを追求、防水耐久性、防風性、透湿性
　を兼ね備えた GORE－TEX ファブリクス で設計されています。

先ずは内側から見てみましょう。



SNOWFIELD Jacketの生地は２レイヤー構造で裏地を付けたタイプになっており
着脱可能なスノースカートも付いております。


通気性の良いメッシュが裏地になっています。



首周りには保温材が縫え付けられておりますが、この部分の吸湿発散性が心配です。
パリパリに凍るなんてことにならないといいのですが・・




ジョギング検証の結果、唯一湿気が溜まるのはゴア素材でないスノースカート部だけでした。



このスノースカート　ラッセル時等では雪の浸入を防ぎいい仕事をしてくれそうです。


スカート部を外した状態です。



次に外側を見てみましょう。



脇の下から脇腹にかけて温度調節用のベンチレーションファスナーがついております。

　

腕部にはちょっとした小物を入れるのに丁度良さそうなポケットが付いております。



YKKの止水ビスロンファースナーを採用したタイプで完全にまでとは言えないまでも
水の浸入を防ぎます。開閉もスムーズですね～



で、このポケットのお気に入りポイントが二つあります。
一つ目はかなり大きめに作られているという事と、二つ目はウエスト部より上に付けられて
いるという事です。

ん？　なんで大きめがいいかって？


山系雑誌からの引用ですが

　外気温が低い雪山では、凍傷の危険性があるため少々の作業であれば分厚いグローブを
　付けたままでしなければなりません。
　しかしながら、どうしてもアウターグローブを外して作業をするなんて場面もあると思います。
　その時外したグローブは安易に雪の上に置いてはいけません。
　それは極力グローブ内部に雪を入れないということと強風などで飛ばされたりするのをを防ぐ
　ためです。

なるほど。。


外した手袋は直ぐにポケットにでも閉まっておくことが大切のようですね。





無理なくゆったり入りますよ。



調整用のドローコードも３ヶ所に付いています。

【フード後頭部】


【フード脇部】


左右２ヶ所に付いています。

【裾部】


こちらも左右２ヶ所に付いています。


着用イメージです。
ちなみに僕の身長は１７６ｃｍ　ジャケットサイズは日本サイズのＬです。





かなりゆったりとした感じですが、ミドルレイヤー等を着込めば丁度いいと思います。

８０ℓのバックパックを担いでみました。





ポケットファスナーもウエストベルトにかかりません。

ジャケットカラーはオレンジがかった赤で僕好み！
ファスナーカラーのブルーはバックパックと同色でマッチしています ＾＾